低反発マットレスで腰痛が悪化?※柔らかい寝具のデメリットとは?

低反発マットレスは腰痛に悪い?

 

腰痛解消の為にマットレスを選ぶ時、低反発か高反発マットレスで悩んでいる方も多いと思います

 

結論から言いますと、ほとんどの人が【高反発マットレス】を選んでいます

 

私も実際にテンピュールなどのマットレスも利用してみましたが、高反発マットレスの方がしっくりくる感覚がありました

 

一時期、低反発マットレスが良いとメディアなどで話題になり使用した事がある方も多いと思いますが、腰痛を解消すると言う目的では低反発マットレスよりも高反発マットレスの方が良いのは間違いありません

 

今回はその理由をまとめてみました

 

 

腰痛マットレスの総合比較サイトとしての観点でまとめています

 

もちろん、低反発マットレスにもメリットがあり、否定をしているわけではありません

 

低反発マットレスと高反発マットレスのメリットとデメリットまとめ記事


 


低反発マットレスが腰痛持ちにお勧めできない(悪い?)3つつの理由

低反発マットレスは寝心地が良く人気ですが、腰痛に関しては以下の3つの理由があってあまり効果的ではない、むしろ腰痛を悪化させる可能性が高くなります

 

腰が沈みやすい※特に男性や体重の思い方

低反発マットレス最大のデメリットは腰が沈みやすい事にあります

 

人は寝ている時に最も圧力がかかるのは背中周りや腰になりますが、低反発マットレスは反発力が弱く腰や背中が沈みそれらの箇所への負担が大きくなります

 

逆に高反発マットレスは反発力が強く体圧分散に優れている為、腰や背中だけに圧力がかからずに負担が軽減できます

 

反発力が弱く寝返りの回数が減る

人は寝ている時に寝返りを打つのですが、寝返りは少なすぎても多すぎても体に負担がかかります

 

理想的な寝返りの回数は20~30回程度と言われますが、低反発マットレスの様に反発力が弱いと寝返りに必要な筋力がより必要になり、寝返りの回数が少なくなる可能性があります

 

特に筋力が弱い女性や高齢者には負担が大きくなる事があります

 

高齢者のマットレス選び方へ

 

温度変化に弱い

低反発マットレスに使用されるウレタンフォームは基本的に温度変化に弱いと言う性質を持っており、寒い冬場になるとマットレスが固くなってしまって寝心地が悪くなってしまう事があります

 

固くなる事が悪いと言うよりも一年中同じ固さである事が良いマットレスの条件
丁度いい固さだと選んだマットレスの反発力が変化すると言う事は体に合わなくなる可能性があります

 

最近ではウレタン以外の低反発素材があったり、海外メーカーの物も日本の気候に合わせて来ているようですが、高反発マットレスにに比べると四季の温度変化を受けやすくなります

 

 

この3つの理由によって腰痛持ちの方には低反発マットレスはあまりお勧めできません

 

ただ、低反発マットレス=悪と言う単純な話ではなくて自分に合ったマットレスを選ぶこと、品質の高いマットレスを選ぶ事が重要になります
例えば、ウレタンマットレスの耐久性に関する記事でもまとめていますが、高反発マットレスでも密度が低く耐久性が低い場合はすぐにヘタってしまって腰痛を悪化させてしまう場合があります

 

逆に低反発マットレスのメリットは【寝心地が良い事】【費用が安く済む】にあります

 

腰痛持ちで無く、不眠症に悩まされている方などは低反発マットレスの方がその方に合っている事もありますし、高反発マットレスと低反発マットレスの相場を比べると高反発マットレスの方が高くなりますので、財布との相談も必要になります

 

マットレス=絶対に高反発が良いと言う極端な考え方ではありません
もちろん、私も低反発マットレスを使用していた事もありますし、寝心地が良くて価格も安い物が多いのでそれはそれで非常に嬉しい事です

 

腰痛を解消すると言う点に集中して考えるのであれば低反発マットレスはあまりお勧めできませんが、低反発マットレスも当然需要があって存在していると言うわけですね♪

 

 

後は、ベースは高反発マットレスで寝心地を調節する為に低反発マットレストッパーを利用するのアリだと思います

 

注意点はベースを高反発マットレスにする事
逆に低反発マットレスの上に高反発マットレス系のトッパーを利用しても下に敷いているマットレスが沈み込みやすいのでお勧めしません

 

おすすめのトッパーに関してはコチラで解説しています