低反発マットレスと高反発マットレスの違い※腰痛持ちの観点

低反発マットレスと高反発マットレスの違い

 

腰痛改善や睡眠の質にこだわりたい方がまず行うのが枕やマットレスなどの寝具の見直し
ただ、種類が多すぎてどれが良いのか、どれが自分に合っているのか分からないと言う方は多いと思います

 

特にウレタンの場合は低反発と高反発の違いがあり、迷っている方も多いのではないでしょうか?

 

一昔前はテンピュールトゥルースリーパーなどの低反発マットレスの人気が高かったのですが、今はモットンエムリリーの様な高反発マットレスの方が人気だったりします

 

単純に寝心地が柔らかい、硬いと思われる方もいらっしゃると思いますが、明確な違いは何かご存知でしょうか?また、それぞれのメリットとデメリットは何なのでしょうか?

 

気になる方も多いと思いますので、まとめてみました

 

腰痛持ちの方には絶対に高反発マットレスがおすすめ

低反発マットレスと高反発マットレスの定義と違い

 

一言で言うと【低反発マットレス】は柔らかめ、【高反発マットレス】は硬めと言う事になりますが、実はしっかりと国が定めた基準があります

 

消費者庁による家庭用品品質表示法によると

区分 用語(表示名)
110ニュートン(11重量kg)以上 かため

75ニュートン(7.5重量kg)
以上110ニュートン(11重量kg)未満

ふつう
75ニュートン(7.5重量kg)未満 やわらかめ

(引用元:消費者庁家庭用品品質表示法より
との記載があり、低反発マットレスは75ニュートン未満で高反発マットレスは110ニュートン以上の物をさしていると言う事になります

 

低反発マットレスは40以上のニュートンが多いのですが、高反発マットレスの場合は140~200ニュートンあたりの物が一般的

 

また、中間の反発力の物は中反発などと呼ばれています

 

高反発マットレスの場合体重が重くなるほどニュートン値は高くなる事が理想的とされており、体重50㎏~80㎏の方は150ニュートン程度が標準とされる事が多いです

 

この様に高反発マットレスと低反発マットレスの明確な違いは数値によって表示されているので判別するのは難しい事ではありませんし、そもそも普通は商品自体に高反発か低反発かは記載されている事がほとんどです

 

低反発と高反発のメリット、デメリット

低反発のブームが少し去ったとは言え、高反発と低反発はともに需要があるマットレスです

 

体格は十人十色ですので自分に合った特性のマットレスを選ぶ事が何よりも大事

 

 

次に低反発と高反発マットレスのメリットとデメリットをまとめた物をご紹介します


 

低反発マットレスのメリットとデメリット

メリット
  • 費用が安い物が多い
  • フワッとした寝心地が気持ちい
  • 手足のしびれを軽減する
デメリット
  • 反発力が弱いため腰が沈みやすく、腰痛持ちには合わない
  • 耐久性はあまり良くない
  • 通気性があまり良くない
高反発マットレスのメリットとデメリット
メリット
  • 適度は反発力によって腰が沈みにくく体圧分散に優れるので腰に負担がかかりにくい
  • 体重が重い方(100㎏前後以上)でもしっかりと支えてくれる
  • 通気性が良い
  • 耐久性が良い
デメリット
  • 費用が掛かる(シングルで3万円以上が相場)
  • 自宅で洗濯できない
  • 寝心地が悪いと感じる方もいる

 

寝心地にかんしては個人差が非常に大きい部分になりますが、今まで低反発マットレスを使用していたと言う方は初めの一週間~二週間くらいは寝つきが悪くなるかもしれません

 

寝心地や費用面を重視するのであれば低反発マットレス、腰痛改善や体重が重い方は高反発マットレスがお勧めと言う感じ
耐久年数自体は高反発マットレスの方が良いため、日割りするとどっちが安いのかを考える必要はありますが、引っ越しをするときに寝具もすべて買いなおしたりする様な方は耐久年数にあまりこだわりを持たなくてもいいかもしれません

 

その人によって最適なマットレスと言うのは違ってきますので何を一番に考えるのか?を考えてマットレスは選びたいところ
この記事がみなさんのマットレス選びの参考になれば幸いです^^

 

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