腰痛薬の種類とメリットとデメリットについて

腰痛薬の種類とメリットとデメリットについて

 

腰痛の時に使う薬の種類とメリットデメリットについてまとめました
腰痛に悩まれている方は腰痛薬の特性をしって上手く活用していきましょう

 

まず、病院などで処方される腰痛薬の種類としては湿布薬、痛み止めの飲み薬、注射があります それぞれで何種類かに分けられるので効果、副作用なども変わってきます

湿布薬について

一般的には温湿布、冷湿布どちらがいいのか?などの疑問を持っている人もいるとおもいますが、どちらも腰痛については効果が大きく変わりません どちらも血流を少し弱くして冷たくなったり、温かくなった感覚にさせているだけで、実際に貼った場所の体温は変化がありません そして血流を弱くするので腰痛の大きな原因である酸素不足(血流不足)が進行してしまいます 治すというよりも痛みを感じなくさせるのが湿布薬です

痛み止めの飲み薬について

脳への痛みの物質の伝達を弱くして痛みを感じなくさせるのが飲み薬の機能ですので、湿布薬と同じく腰痛が起きている原因の筋肉への酸素不足は解消されないまま、痛みを感じなくさせるという役割です 特にぎっくり腰などの急性の腰痛でも動かなければいけないという方には便利ですね
ただ、どんな薬でも人によって効かない場合もありますし、飲み続けると胃が痛くなるなどの副作用も考えられます

神経ブロック注射について

これも薬と同じく人によっては効かない時がありますが、薬よりも患部に直接働きかけるので痛みが激しい時にはお医者さんと相談して受けてみるのもいいと思います

腰痛薬のメリット

薬の説明でも少し触れましたが、急性腰痛でどうしても安静にしていられない時は薬で痛みを一時的に抑えて動けるようにするという事ができます
その他のメリットは病院に行かなくても家庭に常備されている薬、湿布などで手軽に対処できるので時間とお金がかからない 気軽に痛みを軽減できるというメリットがあります 
ただし、痛みが強い時は手軽な方法では解決しない時が多いです 

腰痛薬のデメリットについて

一番大きいデメリットは、薬に副作用が考えられることです 特に常用していると何らかの副作用がすでに出ている場合が考えられます 次に大きいのは根本的な原因を解決していないので、同じような痛みが再発する危険が考えられることです 「取りあえず今の痛みを抑える」だけだと痛みが無くなった時に「治った」と勘違いして根本的な原因を解決をしようと思わなくなります 「痛みが無くなる」と「治る」は全くの別の状態ですので覚えておきたいですね 

腰痛薬と根本解決方法を上手く組み合わせる事が大切

ではどうすれば腰痛を楽にして根本解決へ動けるのかというと、急性の痛みや我慢できないぐらいの痛みは、薬や病院での注射などで一時的に抑えながら少し動けるようになって来たら「痛みが残っているけど動ける状態」の時にストレッチなど自分で出来る生活習慣の工夫をしていきましょう

 

後はジムに通って適度な運動をする とか接骨院、整体院などで身体の使い方を教えてくれる、根本的な解決に導いてくれそうな先生と出会えたらそこで改善方法を教えてもらう
このような方法で自分の生活を見直すきっかけにしていくのがいいでしょう

 

全く運動をしない、暴飲暴食をする 身体を冷やしてばかりいる、いつも睡眠不足、などの血流を悪くする生活を続けているとどんなにいい先生やジムのトレーナーに出会っていいアドバイスをもらっても改善はできません

 

根本的に痛みを無くしていくには「痛みが残っている時に動く」ことです 痛みが無くなってからだと人間は習慣を変えるには相当な決意と意気込みが必要になってきます
身体の習慣に関してはダイエット、筋トレなどやってみたら全然続かないかったなんて話はよく聞きますよね

 

腰痛を2度と起こさないようにする根本解決とは自分の生活に腰痛を起こさせない習慣が組み込まれて、例え少し痛みがあっても1晩寝たら回復するぐらいの状態を「腰痛が治った」といっていいでしょう